この春、琉球箏曲興陽会関東支部 退会にあたり、支部長先生がお別れ会(?)をセッティングしてくださいました。
師匠をはじめ同クラブの先輩方にご挨拶させていただき、私もこれでいよいよ卒業です。
最後まで大笑い
私が長島清子先生のもとに入門したのは2005年のこと。以来18年、長島クラブの先輩方には本当に、本当にお世話になりました。
ちなみに「先輩」というと〝お姉さん〟のような存在を想像されるかもしれませんが、長島クラブの先輩方は私にとっては皆さん〝母〟のような方々です。
この世界にはいらなければ出会うことはなかったであろう、人生の大先輩。
とにかくよく喋り、よく笑う皆々様で、お別れの席だからといってしんみりするわけもなく、最後の最後まで大笑いの楽しい時間を過ごさせていただきました。
会を辞めたからといって、これっきり縁が切れてしまうことはなく、きっとまた何かの折には声をかけてくださるだろうと甘えた気持ちでいられるのも、この先輩方のおかげです。本当にありがとうございました。
思い出の公演「琉球箏曲に乗せて 舞」
会の席で教えていただいたのですが、2013年に横浜能楽堂で開催された公演「琉球箏曲に乗せて 舞」の映像を、昨秋 Youtubeで公開してくださったとのこと。
帰ってきてから早速見てみました。あぁ、懐かしい!
この公演は長島清子先生主催となるもので、長島クラブ総員で作り上げたものです。
特にプログラム後半の「創作舞踊 豊年祝 かりゆし」は、全編が長島清子先生 作詞・作曲、野原千鶴先生 作舞による創作で、とても素敵なんです! 動画では1時間33分40秒(1:33:40)あたりから始まります。皆さんも良かったら是非ご覧になってみてください。
あ。ちなみに私も映っておりますが、この時の姿は本当は嫌で嫌で…。私の人生上、滅多にない「おでこ全開」のヘアスタイルなのです。^^;
着付けも、ヘアメイクも、全て係の方にお任せだったので、仕方なかったの(涙)。ちょっと恥ずかしいのですが、どうかそこは見て見ぬフリをしてくださいませ。
ともあれ、この公演は開催にあたって、泣いたり笑ったり、実に様々なことがありました。幕が降りた時に支部長先生と手を取り合って涙したのは、つい昨日のことのようです。
また次を楽しみに
〝夢のごと今日や 面影んまさて
いちゃてぃ 又 遊ば 想いこみて
これは舞台の締めくくりに歌った曲。先生が作られた「心残り」の歌詞です。歌うたびに涙がこみ上げてくるような、思いの深い歌です。
川崎の活動からはひとまず離れることとなりますが、先生から教わったことをまた次に繋いでいけるように私も頑張ってまいります。
いちゃてぃ 又 遊ば。
いつかまたご一緒させていただく日を楽しみに。その日がきっときますように。
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