つれづれ箏全般

箏のメンテナンス

メンテナンスをお願いしていたお箏が見事に若返って戻ってきました。職人さんの技術、凄いです!

Before

メンテナンス前の写真がこちら。表面が凸凹になってしまっているのが分かりますか?

このお箏はおそらく25年〜30年くらい使っているもの。長く使ううちに、木の柔らかい部分が少しずつ削れてこのような凸凹ができてしまいました。

さらに全体の写真がこちらです。琴柱を動かす部分だけ削れて、色が変わってしまっているのが分かります。

After

そしてこの度、修理から戻ってきた姿がこちらです。

こんなに綺麗にしてもらえるなんて! 思いきってお願いして本当に良かった!

友人のお箏

このお箏はもともとは学生時代に仲の良かった友人が使っていたもので「今はもう弾かないからお教室で使ってね」といただいたものです。以来、稽古場ではもちろんのこと、おさらい会等々で大活躍してもらってきました。

稽古用の楽器ではありますが、鳴りもいいですし、何より友人の気持ちのこもったお箏。このまま引退させるにはしのびなく、職人さんに直していただけるか相談してみた次第。

こんなに若返った姿にしてもらえるなんて、職人さんの技ってすごいですね。これなら今後もさらに長く使わせてもらえそうです。

お願いした職人さんは

今回このメンテナンスをお願いしたのは、箏職人の中川祐一さん。お箏の制作はもちろんのこと、立奏台などもオーダーメイドで作ってくださいます。(立奏台のオーダーメイドについては、箏の波さんのサイトで詳しく紹介されています → こちら

気さくなお人柄に甘えて、私はさらにまた一つお願いをしてしまいました。
中川さん、引き続きお世話になります。よろしくお願い致します。^^

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