昨年末からお預かりしていた三味線を、ようやく次の方にお渡しすることができました。
舞い込んだご相談
仕事柄、私のもとには様々なご相談が舞い込みます。
中でも多いのが「もう使わないので、どなたか使ってくれる方に差し上げて欲しい」というご依頼。お箏はもちろん、着物や帯などのお持ち込みは数知れず。そして昨年末に託されたのが長唄の三味線2棹でした。
実は三味線をお預かりするのは、これでもう5棹目。さすがに次に引き取ってくれる方の心当たりも尽きてきて、どうしたものか…と思いあぐねていたのです。
それが先月突然、2棹とも使いたいと言ってくださる方にご縁がつながり、ようやく橋渡しをすることができました。
分解して運ぶ
ただ悩ましかったのが、お渡しする方法で。
その方は遠方にお住まいなので、東京に出向いてくれた時に手渡したい。ただ、その日は私自身が電車で出先を移動中。タイミングを合わせて途中でお会いするにしても、2棹の三味線を持って歩くのはなかなか難儀です。^^;
いろいろ考えた結果、三味線は袋から出し、コンパクトに分解して運ぶことにしました。重いことには変わりありませんが、棹の長さがない分、これならなんとか持ち歩くことができるかと。
継ぎ目の部分を折らないようにとドキドキでしたが、無事お渡しできてホッとしました。頑張った、私!



これからも活躍してね
もう使わない楽器。ゴミとして処分してしまうのは簡単ですが、私にはどうしてもそれは忍びなくて。今回も喜んで受け取ってくれる方に繋がって本当によかったです。
この三味線もこれからまた良い音を奏でてくれることでしょう。次の方のもとでまだまだたくさん活躍してね。

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