つれづれ琉球箏曲生田流箏曲

第18回 おさらい会

6月6日は邦楽の日。今年はちょうどその日に美ら箏教室の「おさらい会」を開くことができました。集まってくださった皆様に、心から感謝申し上げます。楽しかったですね。

当日の写真をサイトの『アルバム』にアップしました。今年もまた無事に、思い出の記録を更新です。

新たな試み

本年はホール開催予定の年でしたが、参加希望者が少なかったため、自宅での開催となりました。

少し寂しい気持ちもありましたが、それでも!と集まってくださった皆さんは、10年来のお付き合いをいただいている方ばかりで、お陰様で私としてはいつになく、気持ちを楽に行うことができました。

そんな中、今回の初の試みは、Youtubeでのライブ配信。
残念ながらお出かけいただくことが叶わなかった Iさんにもライブの演奏をお届けできたことは、今後に繋がる大きな収穫です。

(Iさん、画面越しでのご参加ありがとうございました。そしてYさん、演奏時に通信状況が乱れてしまったこと、本当に残念でした(涙)。反省点として今後に活かしてまいります)

また Iさんには、演奏後の歓談タイムにもオンラインで参加いただけて良かったです。たとえ離れた場所にいても、こうして一緒に楽しい時間を過ごせることが分かりましたね。本当につくづく便利な良い時代になりました。^^

100回の稽古より1回の舞台

お箏に限らず、芸事の世界ではよく「100回の稽古より1回の舞台」と言われます。この言葉の意味は、自分が生徒だった頃よりも、教室を運営する立場になってより実感できるようになりました。

どんなに小さな会であっても。立派なホールの舞台でなくても。
「自分の演奏を人にお聞かせする」という意識が生まれることで、技術も集中力も格段に磨かれるものですね。

…ところで、ふと気になりましたが、このサイトをお読みいただいている皆様には、この言葉の意味はお分かりいただけますよね??

と申しますのも、間違いがあってはいけないと思って、念の為、この言葉を検索しましたところ、「Yahoo! 知恵袋」にこんな質問が寄せられているのを見て、そんな風に思う人もいるのかと崩れそうになりました(苦笑)。

よく、100回の練習より1回の本番

と、ありますが
1回も練習しないで本番を迎えて
どうなるのですか?

なにも出来ないどころか
いまから何をするかも
分からないのではないでしょうか?

ということで、まさか…とは思いますが、万一、意味を履き違えてもらっては困るので、一応、AIによる解説を引用しておきます。^^;

(この言葉は)日々の練習を積み重ねることも重要ですが、たった1度の本番(実戦)を経験することこそが、人を最も飛躍的に成長させるという意味を持つ格言です。

【なぜ1回の舞台が100回の稽古に勝るのか・本番が持つ圧倒的な効果】
・極限の緊張感と集中力:観客の前という失敗の許されない環境では、普段の練習では得られない強烈な集中力が生まれます。
・本物の表現力への昇華:自分の技術を「どうすれば人に伝わるか(魅せるか)」を強制的に考えさせられるため、表現の質が一段引き上げられます。
・課題の明確化:本番を経験することでしか分からない「自分の本当の実力」「緊張したときの身体の反応」などを自覚でき、次の稽古の質が劇的に変わります。

もちろん、この格言は練習が無意味だと言っているのではありません。「舞台での経験(本番)を無駄なく吸収し、自分のものにするためには、土台となる100回の稽古が不可欠である」という意味も同時に内包しています。

義務ではないけれど。でも…。

私は若い頃「おさらい会」に参加することが『義務』になってしまい、とても苦しい思いをしましたので、自身の教室の生徒さんには参加を強いることは決してしないと決めています。

とはいえ、先のAIの解説にあるとおり、舞台が技芸を磨く絶好の機会なのは確かです。また同じ教室の仲間の演奏を聞くことも、必ずや良い刺激となることでしょう。(そう考えると「おさらい会」という場を提供することは、むしろ先生側の義務と言えそうです)

私がこうした場を作ってさしあげられるのは年に一度だけ。どうか皆さんには、その機会を義務ではなく「チャンス」として楽しんでいただけたらと願います。

来年は自宅開催です

さて、早くも気持ちを次回に切り替えて。

来年は自宅開催の年なので、有志による合奏の機会も企画いたします。今回ご参加の皆さんと相談した結果、次は9月頃に参加・不参加の意向を伺うことにしました。そのお返事(参加メンバー・人数)をもとに、演奏曲を決めたいと思います。

楽しかった余韻に浸りつつ、秋までは一休みして。
また次回の楽しみに向けて、頑張ってまいりましょう!

今年は余力があったので、自分の楽しみとして着物を着ました。
「琴柱」の帯を締めたかったのです。
かわいい根付けの馬も一緒に参加♡

コメント