楽譜について


箏の楽譜は奏法譜(タブラチュア)と呼ばれる表記法で、
楽器の演奏法を文字や数字、記号などで表しています。
基本的な表記はほぼ同じですが、流派によって表し方に多少の違いがあります。

【生田流】

生田流は縦譜(たてふ)とも呼ばれ、縦書きの表記です。

  


【山田流】

以前は写真の様な横書きの楽譜が主でしたが、
最近では生田流と同じ縦書きの楽譜も使っているそうです。

  


【五線譜】

洋楽器などその他の楽器と演奏する時は五線譜も使います。
最近では様々な楽器とセッションをすることも多く、
初めから五線譜を使って作曲する方も増えています。

次の写真は同じ曲を、左は五線譜で、右は生田流の楽譜で表したものです。

 


これらの楽譜は邦楽器店や通信販売で、誰でも手に入れることが出来ます。
流派やジャンルにこだわらず、様々な形で演奏を楽しんでみたら
良いのではないでしょうか。


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