ひとり箏~ひとりごと

これからやってみたいこと、興味があることを書き連ねてみます。
私に何ができるのか。自分を信じて一歩、一歩。


☆オリジナルCDの作成

まずはこれから。
自分で撮った写真を背景に、箏の演奏が流れるCDを作りたい。
いつかそれを生のステージで発表するのが目標です。

試作を作ってみました。(2007年末)
さぁ、これをどう生かしていきましょうか…。

     

2018年秋。
長らく寝かせていたこの試みが、一つの形になりました。
箏の波さんの『季節の音色』。
こんな形で役立てていただけるとは、嬉しい限りです。

☆『季節の音色』は季節毎のイメージを作品としてまとめたものです。
  各季節、その他の作品もこちらからお楽しみ下さい。 → 『美ら箏 Youtube』

☆作品は順次、箏の波さんに販売を委託します。
 →ダウンロードご希望の方は『箏の波 BASE』からどうぞ!

     

     


☆身近な場所でライブを。

お箏を身近に聞いてもらえる場所・機会を!

普段お箏とはかかわる機会の少ない「一般の人」に聴いてもらえる場を
もっと作りたいのです。試行錯誤を重ねていますが、なかなか…。(^^;


☆初心者向けアレンジ集の作成(子供さん対象)

小学生を教える様になって思うのですが、既存の楽譜には新しく始める子供さん向けに
適したものがあまり見当たりません。

子供さん達の場合、指遣いの練習や、弾き方の練習も大事ですが、まず楽しく続けて
いけるように興味をもたせてあげることから始めなくてはなりません。
それには知っている曲、弾きたい曲を弾かせてあげることが効果的です。

しかし、既存の楽譜で取り上げられているものは、日本の童謡や民謡がほとんどです。
もちろんそれらを教え、伝えていくことも大事ですが、今時の子供達には遠い世界の曲の
ようです。

今、私は彼等のリクエストに応えて、ディズニーの曲や、ビートルズの曲をアレンジしています。
出来るだけ同じ調絃にすることで、慣れて来たらメドレーのように弾ける様に
心掛けて作っています。最近ではミニ発表会と称して自分であれこれ弾いてくれるように
なってきました。やはりいろいろな曲が弾ける様になると楽しいようです。

著作権の問題がありますから、すぐに楽譜として広めるのは難しいですが、
このまま書きためていって、将来なんらかの形にまとめられたら…と思っています。


☆始めるのに遅いということはない

築地教室開始と同時に来て下さった生徒さん。
ご本人の許可を得てここに記しますが、当時のお歳は71歳でした。
今では我が美ら箏の教室の中で、一番熱心に練習して通って下さっています。

この方は子供の頃習っていたという訳ではありません。
ただ若い頃からずっと箏を弾いてみたいと思っていたものの
なかなか習うきっかけがないまま月日が流れていたそうです。
それが昨年、縁あって築地教室のことを耳にし
今がチャンス!と思い立ってくださったとのことです。

失礼ながら、母と呼べるようなお歳の方のお手伝いができるとは
これまで思いもよりませんでしたが、こんな風に楽しんでいただけるなんて嬉しい限り。
今、とても嬉しそうに箏に触れて下さっている姿を拝見して、
私自身とても刺激を受けています。
何かを始めるのに年齢なんて関係ない。身を以てそう教えて下さっている気がします。

膝が痛いなら、椅子に座って弾けばいい。
手の力が弱まってきたら、絃を少しゆるく張ればいい。
音を合わせるのが難しいなら、機械を上手に利用すればいい。
知らない曲を覚えるのが苦手なら、知っている歌を楽しく弾けばいい。
『箏を弾きたい』という気持ちさえあれば、方法はいくらでもあります。

シニア世代と呼ばれる皆さん。私で良ければ喜んでお手伝い致します。
お箏を一緒に弾いてみませんか?


☆私にできることは?

ここ数年、自分自身の箏に対する感じ方、捉え方が大きく変わってきました。
特に2011年の震災以降、“私の箏で何か出来ることはないか” という思いが強くなっています。

私自身、あの時は箏に救われました。
楽器をただ弾くこと。そのことでどんなに心が落ち着き、力をもらえたか。
箏の奏でる音色にはきっと人を癒す不思議な力があるのでしょう。
だからこそ1000年以上もの昔から、この国で愛され、伝えられてきたに違いありません。

私にできることは何か。

伝統を守り伝えていくことは確かに大切。
でもそれは、私よりももっと力のある他の演奏者の方々にお任せしましょう。

そうではなくて、私の箏で出来ること。私の音色で出来ること。


☆エールをありがとうございます!

2020年現在。コロナ禍が世界を襲うという、思いも寄らないことが起きています。
自粛生活を強いられ、不穏な空気が漂う中、私達の生活スタイルが大きく変化して参りました。
お箏の世界でも今や「オンラインレッスン」という形態が当たり前になりつつあります。

さて、“災い転じて福となす” という言葉がありますが、
御陰様でそのことを実感できるような出来事がありました。

私は既に数年前より『箏の波Method』という名のお箏の通信講座の発信に携わっているのですが
そちらを修了して下さった海外の方から、さらに続けて学びたいというお申し出をいただいたのです。

「海外でもお箏を学びたい」と思って下さる方がいる。

その熱心なお気持ちに心が動き、私の教室もオンラインレッスンに踏み切る決心をしました。
さらに加えて、新たに『美ら箏 Members Site』を開設。
「今、自分に出来ることは何か」を考え、行動に移す良いキッカケをいただきました。

すると…。『福』はそれだけではなかったのです。

なんとなんと! 思いも寄らない、嬉しいご感想をいただくことが出来ました。
私にとっては、こそばゆくなるような、お褒めの言葉。
こんな風に感じていただけたのかと、もう大感激で!!
これは永久保存版として残させていただきたいと、当サイトへの掲載許可を頂戴しました。

以下がそのご感想です。原文そのまま、転記して掲載させていただきます。
(◯◯先生というのは私のことなのですが、自身の名前を載せるのはあまりに気恥ずかしいので
そこだけは伏せさせていただきます。^^ゞ)

↓ ↓ ↓

オンラインレッスンに関しての項、拝見しました。
ブラジルからのお問い合わせがあったとは、今や世界にお箏を広めていけそうですね。
何度も申し上げておりますが、海外に居る者にとって、オンラインでレッスンをしていただけることは、
とっても有り難いことです。でも、オンラインでレッスンをされる先生は他にもいらっしゃると思いますが、
◯◯先生に習いたいと思ったポイントを書かせて頂きます。

それは、箏の波での教材とその教え方、そしてフィードバックの内容です。
すべてのアドバイスが的確で、わかりやすく、教える事に対する真摯な姿勢を感じました。
特に、音源だけを送った際に、「これではアドバイスができかねる」と再度、動画を見て下さったことです。
音だけではなく、弾き方が重要であり、それをきちんと見て下さったことに感動さえしました。

私は、日本帰国時に2回ほど、東京と京都の先生に集中レッスンを受けたことが有ります。
しかし、いずれも一時的なこともあり、先生がたは親身になって教えて下さいましたが、
その場での理解には限界があり、お箏を習うのは日本に戻ってからと思い込んでいました。

しかし、現在、私は◯◯先生にお箏を習っており、オーストラリアに居ても、お箏を弾き続け、
始めた当初には「こんな曲は弾けそうもない」と思った「飛躍」もなんとか弾けるようになり、
成長できているわけで、大変感謝しております。
話が長くなってしまいましたが、どうぞ世界中のお箏を弾きたいと思っている人に、
先生のメソッドを伝えて頂きたいと思います。

↓ ↓ ↓

Wさん。そんな風に受けとめて下さって、ありがとうございます。
これまで自分がしてきたことは、決して無駄なことではなかったのだという安堵感、自信、
そしてこれからも挫けずに続けていこうと思える勇気を頂戴しました。

長く続けていると、こんなに嬉しいこともあるものなんですね。
いただいたお言葉を心に刻んで、「私の箏で出来ること・私の音色で出来ること」を、
この先も探し続けていこうと思います。

あぁ、なんというか、もの凄い元気が出てきました。これからも頑張るぞ♪


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